これにたいし、どれにたいし

これにたいし、統制は專制と自由を綜合開顯せる指導精神であり、個々の自由創意を最高度に發揚するため必要最小限度の專制を加えることである。今日自由主義を標榜して國家の運營に成功しているのは、世界にアメリカだけである。かつて自由主義の王者たりしイギリスさえ、既にイデオロギーによる統制主義國家となつている。


しかして今やアメリカにおいても、政府の議會にたいする政治的比重がずつと加わり、最大の成長を遂げたる自由主義は、進んで驚くべき能率高き統制主義に進みつゝある。國内におけるニユー・デイール、國際的にはマーシヤル・プラン、更に最近に到つては全世界にわたる未開發地域援助方策等は、それ自身が大なる統制主義の發現に他ならぬ。


その掲ぐるデモクラシーも、既にソ連の共産主義、ドイツのナチズムと同じきイデオロギー的色彩を帶びている。かくしてアメリカまた、ソ連と世界的に對抗しつつ、實質は統制主義國家に変貌し來つたのである。


專制から自由え、自由から統制えの歩みこそ、近代社會の發展において否定すべからざる世界共通の傾向ということができる。



Samsungに「商品力で負けた」 ソニー大根田CFO

『韓国SamsungElectronicsが2009年7〜9月期決算で過去最高益を計上し、世界でテレビ市場シェアを伸ばしている。対するソニーは同期のテレビの売上高が前年同期比で4割減り、世界シェアも下落。ソニーの大根田伸行CFOは「商品力で負けた」と率直に語る』

個々の製品のスペックではまだ日本が上回っていそうだが、どんだけ売れてるかという基準では、既にサムソンやLGの方が日本メーカーを上回っているだろう。

今回の記事のサムソンや、液晶売り上げ世界No.1のLGの製品が、日本のテレビ市場に出てこないのは、韓国メーカーの競争力がないからではなく、日本市場がニッチだから韓国メーカーは日本市場をスルーしているため。



日本の地デジ対応テレビは、B-CASTカードを挿入しないとちゃんと見れないようになっているが、そんな面倒なカードを使うようになっているのは日本だけ。

日本向けのためにわざわざB-CASTカード用のパーツを組むと、コスト面で不利になるし、カード挿入スペースを確保するとデザイン上の制限が面倒になるので、世界市場優先の海外メーカーは日本市場はスルーしている。

逆に言うと、日本メーカーはB-CASTカード対応のために余分なコストを負担しているので、世界市場での競争力で不利になっている。



日本がわざわざB-CASTカードなんてややこしいものを入れているのは、日本の放送は日本でしか見れなくする。日本のテレビには日本の放送しか映らないようにする。という政治的な目的のため。

そういう縛りがあるので、コスト的に不利で、周辺機器との構成でも制約になってしまうヘンな機構をわざわざ仕込んでいる。

東アジア共同体が本当に発足した場合は、B-CASTカードの存在意義は失われるので、その場合に今のB-CASTカード入りテレビの扱いがどうなるのかは分らないが、最悪は買い替えを余儀なくされるかも知れない。

今後、ニッチな日本市場に対応せざるを得ない日本メーカーと、世界標準一本にしていくであろう韓国メーカーとで、さらに競争力が開く可能性がけっこうありそうな気がする。


Samsungに「商品力で負けた」 ソニー大根田CFO

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